当社エンジニアの加藤康人が、第40回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス プログラムにて学会発表しました。
当社はアカデミックな視点を重視しており、エネルギー、資源、環境に関する最新の学際的かつ業際的な研究発表の場に積極的に参加しています。
我々は単なる知識の蓄積にとどまらず、実証実験結果を入念に検証し、次なるステップにおいて有益に活用することを重要視しています。
*このコンファレンスは、エネルギー・資源・環境に関する最新の学際的、業際的研究発表の場として、
また、広範な分野の研究者や技術者が産官学の枠を越えて交流する場として1月30日(火)、31日(水)に開催されました。
発表内容は、「個人の行動変容を促す移動の脱炭素アプリの実証事業と今後の展開可能性」についてです。
以前、こつこつ(CO2CO2)を利用して、福岡県糸島市域において大学や役所向けに「通勤・通学」のCO2排出量と脱炭素効果を計測する実証事業を実施しております。
その際、アプリを使用することで「通勤・通学」の乗り物移動に伴うCO2排出量を可視化するだけでなく、通勤ルートの前後を比較して削減効果を算定するアルゴリズムを実装し、本実証事業でその効果を検証しました。
今後の展開としては、(1)大都市圏への展開 (2)通勤モデルの充実 を実現させることです。
しかし、実現するには課題もあるため、これらの課題を解決することで、より一層個人の取り組みが脱炭素社会の実現に寄与できるよう、積極的に取り組んでいきます。
▼コンファレンスの詳細はこちらよりご覧ください
https://www.jser.gr.jp/events/40enecon_program/